毎年の夏のテーマとなっている「暑さ対策」。
暑苦しい猛暑のおうち時間を快適に過ごすために、エアコンを使っている方は多いと思います。
しかし、エネルギー価格が高騰している昨今において、電気代を少しでも節約したいという方がほとんどのはずです。
そこで本記事では、夏の猛暑を快適に、エコに過ごしたい方に向けて、節電・省エネをしながら、おうちを涼しくする方法をご紹介します。
夏のおうち時間を涼しく過ごす方法
省エネ対策をしながら、おうちを涼しくする方法は以下になります。
- 夏用素材の寝具を使用する
- 「すだれ」や「よしず」で日よけ対策する
- 扇風機+保冷剤を活用する
- 首・脇・足を直接冷やす
夏用素材の寝具を使用する
夏の熱帯夜で寝苦しくて眠れない方におすすめしたいのが、寝具の素材の見直しです。
素材だけでそんなに涼しくなるの?と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、涼しくなるんです。
熱帯夜に寝苦しい原因として、自身の体温があります。
そのため、布団にこもった熱を逃がす必要があるのです。
また、シーツは寝ている間の汗を吸収する素材にすることで、より快適に寝れます。
筆者は、シーツはタオル地、シーツ以外は夏用の冷感素材にしています。
みなさんもぜひ、自分に合う気持ち良い素材に変えてみてください。
「すだれ」や「よしず」で日よけ対策する
日本の伝統的な家庭の知恵として、「すだれ」や「よしず」があります。
名前は聞いたことがあるけれど、使ったことがない方は多いのではないでしょうか。
使い方は簡単で、直射日光が当たる部屋の外側にかけるだけです。
窓を覆うようにかけることで、室内温度が数℃下がります。
窓を開けて換気しながらでも使用できますので、まさに省エネ・エコです。
また、直接水をかけて気化熱を利用することで、さらに室内温度を下げることができます。
マンションなどで「すだれ」や「よしず」をかけるのが難しい方は、ヘチマやゴーヤがよいかもしれません。
窓の外にガーデニングで植えることで、「すだれ」や「よしず」の代わりとなる緑のカーテンを作ってくれますよ。
扇風機+保冷剤を活用する
エアコンの省エネ代替品として、扇風機の使用をおすすめします。
熱中症の危険があるため、常にエアコンを使用している家庭が多いと思いますが、扇風機を活用すれば、節電できます。
例えば、エアコンの設定温度を1℃上げ、扇風機を活用するだけで、電気代を10%前後節約できます。
扇風機の風を直接身体に当てると、体感温度として2℃程度下がりますので、十分涼しいです。
しかし、夜寝ている間に身体に直接当てると、体調を崩す恐れがあります。
そこで筆者がおすすめしたいのが、扇風機+保冷剤の活用です。
保冷剤を入れた洗面器の上の空気を循環させるように、扇風機の風向をセットすることで、熱帯夜でも快適に過ごせます。
保冷剤の代わりに、濡れタオルや氷水でも効果ありです。
エアコンの設定温度を上げたいときに便利な裏技ですので、ぜひ試してみて下さい。
首・脇・足を直接冷やす
人間の身体の中で、太い血管が通っている、首筋・脇の下・太腿を直接冷やす方法です。
とてもシンプルな方法ですが、効果絶大です。
保冷剤や水を入れて凍らせたペットボトルなどをタオルで包み、3カ所にあてます。
可能であれば、3カ所同時に、難しければ1カ所だけでも構いません。
これによって、冷えた血液が全身を冷やしてくれます。
試したことがない方は、ぜひ1度試してみて下さい。
まとめ
省エネ対策をしながら、おうちを涼しくする方法をご紹介しましたが、いかがでしょうか。
もう一度、ポイントのおさらいです。
- 夏用素材の寝具を使用する
- 「すだれ」や「よしず」で日よけ対策する
- 扇風機+保冷剤を活用する
- 首・脇・足を直接冷やす
この記事を参考に、みなさんもぜひ猛暑を吹き飛ばし、快適なおうち時間を過ごしましょう。
エアコン掃除なら、「アールクリーニング」がおすすめです。
季節の変わり目には、プロに本格的な掃除をしてもらうことで、節電にもなりますよ。
久しく掃除していない方は、ぜひ検討してみてください。
梅雨の時期の楽しみ方については、こちらの記事が参考になります。