【Python】テキストボックスの挿入と書式設定｜python-pptx基礎

python-pptxを使用すると、Pythonを使用してPowerPointを操作することができます。

本記事では、python-pptxを使用したテキストボックスの挿入と書式設定について、詳しくご説明します。

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テキストボックスの挿入と書式設定

テキストボックスの挿入

add_textbox()メソッドを使用することで、PowerPointのスライドにテキストボックスを挿入することができます。

add_textbox()の引数は、以下の通りです。

• 第一引数[left]：スライドの左端からテキストボックスの左端までの距離
• 第二引数[top]：スライドの上端からテキストボックスの上端までの距離
• 第三引数[width]：テキストボックスの幅
• 第四引数[height]：テキストボックスの高さ

#input
from pptx import Presentation
from pptx.util import Pt

prs=Presentation()
sld = prs.slides.add_slide(prs.slide_layouts[6])

left = top = Pt(100)
width = height = Pt(500)
textbox = sld.shapes.add_textbox(left, top, width, height)

# TextFrameオブジェクトの設定(1段落目)
tf = textbox.text_frame
tf.text = "python-pptx"

prs.save("sample020.pptx")

テキストボックスの書式設定

add_paragraphオブジェクトのfontプロパティを使用することで、テキストボックスの書式を設定することができます。

代表的なfontプロパティは、以下の通りです。

• font.size：文字サイズを変更する
• font.bold：=Trueの場合、太文字にする
• font.italic：=Trueの場合、イタリックにする
• font.name：フォント名を変更する
• font.underline：アンダーラインを引く

#input
from pptx import Presentation
from pptx.util import Pt

prs=Presentation()
sld = prs.slides.add_slide(prs.slide_layouts[6])

left = Pt(300)
top = Pt(200)
width = height = Pt(300)
textbox = sld.shapes.add_textbox(left, top, width, height)

# TextFrameオブジェクトの設定(1段落目)
tf = textbox.text_frame
tf.text = "python-pptx"

# paragraphオブジェクトの追加作成(2段落目)
p = tf.add_paragraph()
p.text = "font.size = Pt(30)"
p.font.size = Pt(30)

# paragraphオブジェクトの追加作成(3段落目)
p = tf.add_paragraph()
p.text = "font.bold = True"
p.font.bold = True

# paragraphオブジェクトの追加作成(4段落目)
p = tf.add_paragraph()
p.text = "font.name = Arial"
p.font.name = "Arial"

# paragraphオブジェクトの追加作成(5段落目)
p = tf.add_paragraph()
p.text = "font.underline = True"
p.font.underline = True

prs.save("sample021.pptx")

まとめ

この記事では、python-pptxを使用したテキストボックスの挿入と書式設定について、ご説明しました。

本記事を参考に、ぜひ試してみて下さい。

参考

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