【Python】指定画像を挿入する｜python-docx基礎

python-docxを使用すると、Pythonを使用してWordを操作することができます。

本記事では、python-docxを使用した指定画像を挿入する方法について、詳しくご説明します。

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指定画像の挿入

段落への画像挿入

Documentオブジェクトのadd_picture()メソッドを使用することで、新規追加した段落に、画像を挿入することができます。

第一引数には、画像ファイル名（パス）を指定します。

第二引数には、画像の横幅を指定します。

第三引数には、画像の縦幅を指定します。

第二引数と第三引数を省略した場合には、オリジナルの画像サイズが適用されます。
（片方指定した場合、オリジナルと同アスペクト比で自動調整されます。）

#input
from docx import Document
from docx.enum.text import WD_ALIGN_PARAGRAPH
from docx.shared import Mm

doc = Document()

# Paragraphオブジェクトの追加
p1 = doc.add_paragraph()
# textプロパティによる文字追加
p1.text = "画像「あ」の挿入"
# 画像挿入
doc.add_picture("./image/あ.png",width=Mm(50))
# 段落を中央揃え
p1.paragraph_format.alignment = WD_ALIGN_PARAGRAPH.CENTER
doc.paragraphs[1].paragraph_format.alignment = WD_ALIGN_PARAGRAPH.CENTER

# Paragraphオブジェクトの追加
p2 = doc.add_paragraph()
# textプロパティによる文字追加
p2.text = "画像「い」の挿入"
# 画像挿入
doc.add_picture("./image/い.png",width=Mm(50))
# 段落を中央揃え
p2.paragraph_format.alignment = WD_ALIGN_PARAGRAPH.RIGHT
doc.paragraphs[3].paragraph_format.alignment = WD_ALIGN_PARAGRAPH.RIGHT

doc.save("sample004.docx")

文中への画像挿入

Runオブジェクトのadd_picture()メソッドを使用することで、文章の途中に、画像を挿入することができます。

第一引数には、画像ファイル名（パス）を指定します。

第二引数には、画像の横幅を指定します。

第三引数には、画像の縦幅を指定します。

第二引数と第三引数を省略した場合には、オリジナルの画像サイズが適用されます。
（片方指定した場合、オリジナルと同アスペクト比で自動調整されます。）

#input
from docx import Document
from docx.enum.text import WD_ALIGN_PARAGRAPH
from docx.shared import Mm

doc = Document()

# Paragraphオブジェクトの追加
p1 = doc.add_paragraph(style='Title')
# 文章追加
p1.add_run("あ")
# 画像挿入
p1.add_run().add_picture("./image/い.png",width=Mm(10))
# 文章追加
p1.add_run("う")
# 画像挿入
p1.add_run().add_picture("./image/え.png",width=Mm(10))
# 文章追加
p1.add_run("お")
p1.paragraph_format.alignment = WD_ALIGN_PARAGRAPH.CENTER

doc.save("sample005.docx")

まとめ

この記事では、python-docxを使用した指定画像を挿入する方法について、ご説明しました。

本記事を参考に、ぜひ試してみて下さい。

参考

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