【Python入門】文字列と入出力|データの特徴を知る

文字列と入出力|データの特徴を知る_アイキャッチ プログラミング

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Pythonを本格的に使用するためには、まずは基礎を学ぶ必要があります。

「Pythonをインストールしたものの、どう動かしたらよいかわからない。」

「まず最初に学ぶべき基礎を知りたい。」

本記事ではそんな方に向けて、Pythonの基本となる文字列の入出力について、ご説明します。

こんな人に読んでほしい
  • Python初心者の人
  • Pythonのインストールから動作確認まで完了した人
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文字列と入出力

Pythonで使用可能な文字データは、数字だけでなく、文章や固有名詞などの文字列も当然あります。

そんな文字データをPythonでどのように入出力するか、詳しくご説明します。

文字列

ソースコードに数値データを書く場合には、数字をそのまま入れます。

入力と出力の例をそれぞれ以下に載せます。

#input
100
#output
100

一方、ソースコードに文字列を書く場合には、文字の前後を“(ダブルクォーテーションマーク)あるいは‘(シングルクォーテーションマーク)で囲んで表現します。

#input
"Hello World"
#output
'Hello World'

ダブルクォーテーションマークの入力に対して、シングルクォーテーションマークで出力されています。

一方で、下のようにシングルクォーテーションマークの入力に対しても、シングルクォーテーションマークで出力されます。

このことからも、入力はどちらでも構わないということがわかります。

#input
'Hello World'
#output
'Hello World'

Pythonでは、数字で表現された文字列と数値データとは異なります。

クォーテーションマークで囲うか囲わないかですので、慣れるまで注意が必要です。

数値データは演算に使用できますが、数字で表現された文字列は使用できません。

数値データと文字列とは異なる種類のデータであることを覚えておきましょう。

たとえば、数値データの足し算は、以下のようになります。

#input
1+2+3+4+5+6+7+8+9
#output
45

一方で、文字列同士の足し算は、文字列の結合になります。

#input
"1"+"2"+"3"+"4"+"5"+"6"+"7"+"8"+"9"
#output
'123456789'

print()関数

基本となる関数の1つとして、print()関数があります。

引数として指定した値を出力するための関数です。

以下に事例を載せます。

#input
print(100)
#output
100

引数として、100を指定しましたので、100が出力されます。

次に、引数を複数指定してみます。

#input
print(100,200,300)
#output
100 200 300

引数として指定した複数の数値データが出力されます。

応用として、文字列と数値データ(演算)を組み合わせて、以下のように入力します。

#input
print("ミカン5個とブドウ3房で",5*90+550*3,"円です。")
#output
ミカン5個とブドウ3房で 2100 円です。

上記のように、演算された結果の値が出力に含まれていれば、正常です。

input()関数

print()関数と並ぶ基本関数として、input()関数があります。

戻り値として、文字データを入力させるための関数です。

以下に事例を載せます。

#input
input("文字を入力")
#output
文字を入力

ここに、任意の文字を入力すると、その文字が戻り値になります。

応用として、print()関数と組み合わせた例を以下に載せます。

#input
text=input("文字を入力:")
print("文字",text,"が入力されました。")
文字を入力:あいうえお
#output
文字 あいうえお が入力されました。

「あいうえお」を入力することで、「文字 あいうえお が入力されました。」が出力されれば、正常です。

文字列を数値に変換

数字で表現された文字列を整数に変換するためには、int()を使用します。

整数という意味の英語「integer」で覚えましょう。

#input
text="100"
print(int(text))
#output
100

また小数(浮動小数点数)に変換するためには、float()を使用します。

浮動小数点数という意味の英語「floating point number」で覚えましょう。

#input
text="1.00"
print(float(text))
#output
1.00

数値を文字列に変換

数値を文字列に変換するには、str()を使います。

文字列という意味の英語「string」で覚えましょう。

#input
number=100
print(str(number))
#output
'100'

応用として、文字列と数値を変換した文字列を組み合わせた例を以下に載せます。

#input
cost=1500
print("ミカン1箱の値段は"+str(cost)+"円になります。")
#output
ミカン1箱の値段は1500円になります。

メソッド

メソッドとは、特定のデータに結び付き、そのデータを操作する関数のことです。

データ+.(ピリオド)+メソッド名()の形式で使用されます。

例えば、文字列を小文字から大文字へ変換する場合には、upper()というメソッドを使用します。

#input
text="apple pie"
TEXT=text.upper()
print(TEXT)
#output
APPLE PIE

また、単語の先頭の1文字だけを大文字に変換するには、title()というメソッドを使います。

#input
text="apple pie"
TEXT=text.title()
print(TEXT)
#output
Apple Pie

次に数値データの実数を整数比で表す場合には、as_integer_ratio()というメソッドを使います。

#input
X = 0.25
print(X.as_integer_ratio())
#output
(1, 4)

まとめ

この記事では、Pythonの基本となる文字列と入出力について、ご説明しました。

本記事の例文を参考にして、色々試していただければ幸いです。

参考

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