一言で「旅行」といっても、国内旅行や海外旅行、大型旅行や日帰り旅行など、様々あります。
その中の「日帰り旅行」について、みなさんはどんなイメージを持たれますか?
個人であれこれ計画しても、どうしても日帰り旅行でできることって限られてしまいますよね。
そんなときに気軽に利用できるのが、日帰りバスツアーです。
今まで利用したことがない方が多く
「バスツアーって楽しいの?」
「メリットやデメリットが知りたい…」
「他人と一緒なのはちょっと…」などと気になっている方も多いと思います。
本記事では、上記のように気になっている方のために、筆者が実際に体験してみてわかった、日帰りバスツアーの楽しみ方と気を付ける点を解説します。
私の体験談も合わせてご紹介します。
旅行大好きで、かれこれ旅行歴20年程度の私は、日帰り旅行にも幾度となく行っています。
しかし、バスツアーに参加したのは、つい最近になってからでした。
今まで利用したことがなかった理由は、バスツアーで本当に楽しめるのか不安だったこともあり、いま一歩踏み出せずにいたからです。
そんなときに、たまたま友人に勧められて初めてバスツアーに参加し、その手軽さと楽しさを初めて知りました。
こんなに楽しいものだとは、夢にも思っていなかったのです!
バスツアーは幅広いジャンルがありますので、回を重ねるごとに、どんどんハマっていきました(笑)
でも、何事にもメリットがあればデメリットもあるものですね。
楽しみ方とともに、気を付ける点も少しずつ分かってきました。
そこで本記事では、何回ものバスツアーに参加してみてわかった、私なりの楽しみ方と気を付けるべき点をご紹介します。
一人でも多くの方に日帰りバスツアーの魅力を知ってもらえればうれしいです!
日帰りバスツアーの楽しみ方
まずは、私が実際に体験してみてわかった、日帰りバスツアーの楽しみ方をご紹介します。
魅力満載ですので、ぜひご覧ください。
- 添乗員同行のツアーに参加する
- 車窓から景色を眺める
- グルメやショッピングを満喫する
- 他の参加者と交流する
以下に説明します。
添乗員同行のツアーに参加する
私は今まで、添乗員(バスガイド)が同行するツアーと同行しないツアーどちらにも参加したことがあります。
やはり、添乗員が同行するツアーの方が断然楽しめますよ。
理由としては、バスの移動中の楽しみが増えるからです。
ツアーの流れや楽しみ方、道中から望める場所の歴史の話、面白い話や参加者のまとめなど、添乗員がいることで、移動中も楽しく過ごすことができるのです。
これはもちろんバスツアーならではの楽しみ方です。
ツアーなしの日帰り旅行では、ここまで移動中を楽しむことは難しいと思います。
またバスガイドは旅行のプロですので、いろいろなことを教えてもらえますし、ちょっとした相談事にも対応してくれます。
他の客やバスの運転手に直接話せないようなことでも、バスガイドを通して伝えることもできますよ。
みなさんもぜひ、バスガイド付のバスツアーを選択するようにしましょう!
車窓から景色を眺める
移動中に車窓からじっくり景色を眺められるのも、バスツアーでしか味わえない楽しみの一つです。
大きな窓から見えるのんびりした田舎の風景、山の風景、海の風景…どんな風景でも趣がありますよね。
独自の日帰りドライブ旅行では、どうしても運転に集中しなければなりませんので、じっくり景色を見るのは困難です。
また飛行機や新幹線から見える景色もいいですが、バスのようにじっくりのんびり楽しむ景色とは異なります。
ぜひみなさんも1度絶景を味わってみて下さいね。
私は少し高さのあるバスから見える景色が好きで、バスツアーの度に写真を撮りまくっています。
写真はタダですし、帰宅してからもバスツアーの余韻に浸れますので、おすすめですよ。
ただし、撮影する際は、他の乗客に迷惑が掛からないようにしてくださいね!
グルメやショッピングを満喫する
バスツアーのほとんどに含まれているのが、グルメやショッピングです。
〇〇食べ放題や〇〇狩りなど、観光先ならではの食べ物や旬の果物などを味わうことができます。
これは、独自の日帰り旅行でも可能なのですが、バスツアーの方がコスパが良いです。
個別で行くよりも団体で行く方が交通費や移動費が掛かるから、またバスツアーはセット商品になっているからです。
またショッピングについてもいえることですが、他の参加者がいるバスツアーの方が楽しめます。
他の参加者が買うものや食べる姿を見て、「私もこれを買ってみよう」「私もあれを食べてみたい」などと購買意欲や食欲を感じたり、新しい発見をしたりすることができるからです。
みなさんも、心ゆくまでグルメとショッピングを楽しみましょう!
私の体験談ですが、友人とイチゴの食べ放題ツアーに参加したことがあります。
『イチゴ農園に行って、好きなだけイチゴを食べることができる』というツアーです。
その際、他の参加者がイチゴを食べまくっているのを見て
「自分たちも負けていられない!」
と、動けなくなるまで大量のイチゴを食べたのを覚えています(笑)
そういう記憶になる思い出こそ、後で振り返っても楽しいですし、いつまでも忘れないものですよね。
また動けなくなるほど食べても、無事に帰れたのはバスツアーのおかげだと思います。
自分で運転する必要がなく、座っているだけですからね。
あのときは、とてもじゃありませんが、運転できる状態ではありませんでした(笑)
バスの運転手さまさまです!
他の参加者と交流する
みなさんは、知らない人に突然話しかけることはできますか?
普段から営業の仕事をしているような人は別として、中々難しいですよね…。
でもバスツアーでは、今まで知らなかった人と簡単に交流することができますよ!
参加者をまとめるバスガイドのもと、同じ空間で1日過ごすことで、妙な仲間意識のようなものが生まれるためです。
道端で突然出会った赤の他人よりも、同じバスツアーで共にした人の方が話しかけやすい、という心理です。
他のツアー客との距離が近い分、話をしたり交流したりできるのは、バスツアーの楽しみの1つです。
また、新たな出会いや交流をすることによって、旅の思い出も増えますし、楽しみも増えますよ。
またまた私の体験談なのですが、友人と2人でカニ食べ放題ツアーに参加したことがあります。
『食べ放題の会場までバスで行き、制限時間内で好きなだけカニが食べられる』というツアーです。
その際に、別で参加していた女性2人組と意気投合したことがあります。
私たちが2人でカニを大量に食べていて
「凄いですね!」と話掛けられたことが、きっかけだったと思います。
その2人とは今でも仲良いですし、4人で旅行に行くほどの仲になりました。
この他にも、ツアーがきっかけで仲良くなった人は割といます。
意外と思われるかもしれませんが、ツアー参加時にはぜひ積極的に交流してみてください。
日帰りバスツアーの気を付ける点
今までバスツアーの楽しみ方をご紹介しましたが、良い面だけではありません。
次に、私が実際に体験してみてわかった、日帰りバスツアーの気を付ける点をご紹介します。
- トイレのタイミングが決まっている
- 他の参加者と1日同じ
- 行く場所が決まっている
以下ご説明します。
トイレのタイミングが決まっている
今まで参加したことがない方は、想像できないかもしれませんが、バスツアーでは休憩時間が決まっています。
団体で移動しているため、当然ですよね。
そのため、途中でどうしてもトイレに行きたくなったとしても、次の休憩所まで我慢しなければなりません。
ですので、「必要以上の水分は飲まない」「がぶ飲みしない」などの対策をしましょう!
私の体験談ですが、バスツアーの移動中にどうしてもトイレが我慢できなくなったことがあります。
どうしても限界でしたので、バスガイドさんに相談しました。
結果、運転手と相談してくださり、途中で自分だけバスを降りて、トイレに行くことができたのです。
ホッとした気持ちと恥ずかしい気持ちが半々くらいでしたが、本当に助かったのをよく覚えています(笑)
みなさんもどうしても我慢できないときには、最終手段として添乗員に相談してみてください。
他の参加者と1日同じ
楽しみ方の1つとして、他の参加者との交流を話しましたが、悪い意味でも他の参加者と1日同じ空間にいることになります。
自分と相性が合わない人やマナーが悪い人などが参加することもありますが、当日になるまでわかりません。
しかし、添乗員付であれば、うるさい人やマナーが悪い参加者にはちゃんと対応してくれます。
また「どんな参加者がいてもバスツアーの思い出になる!」と腹をくくって、1日楽しみ切るのもよいと思います。
何よりも、このようなケースがあると想定することが大事です。
私の体験談ですが、バスの通路を挟んで反対側の乗客が大声でうるさかったことがあります。
私は我慢していたのですが、他の乗客も同じように迷惑している様子でした。
そんなときに、添乗員さんが近づいてきて、問題の乗客に注意してくれたのです。
遠くからでも分かるほどうるさく、他の乗客が迷惑している様子も見えていたのだと思います。
全体を見て、時には注意してくれる添乗員さんに、心から感謝したのを覚えています。
こんなこともありますので、上で話した通り、やはりバスツアーは添乗員付がおすすめです。
行く場所が決まっている
当然ですが、バスツアーではあらかじめ行く場所が決まっています。
団体で移動している中で、「ちょっとここに寄りたいんだけど…」は中々通用しないので、気を付けて下さい。
自分の行きたい場所、やりたいこととマッチさせるためにも、ツアー内容は予約前によく確認することが大切です。
どうしても行きたい場所ややりたいことが含まれたツアーがない場合には、個別に行くようにしましょう!
私の体験談ですが、バス休憩中に他の参加者が「駐車場近くの店でお土産を買いたい」と言って、添乗員に相談していました。
添乗員は「休憩時間に間に合うならOK」と説明されて、その参加者は自由に買い物をしていました。
このように、他の参加者に迷惑を掛けない範囲では融通が利くことが多いみたいです。
どうしても気になる場合には、添乗員に相談してみてください!
まとめ
日帰りバスツアーの楽しみ方と気を付ける点をお伝えしましたが、参考になりました?
以下まとめます。
- 楽しみ方①:添乗員同行のツアーに参加する
- 楽しみ方②:車窓から景色を眺める
- 楽しみ方③:グルメやショッピングを満喫する
- 楽しみ方④:他の参加者と交流する
- 気を付ける点①:トイレのタイミングが決まっている
- 気を付ける点②:他の参加者と1日同じ
- 気を付ける点③:行く場所が決まっている
デメリットや気を付ける点については、あらかじめ想定したり、バスガイドに相談したりすることで対処できることが多いです。
みなさんもぜひ、普段の旅行では味わえない、楽しみいっぱいのバスツアーに参加してみましょう!
旅行を究極的に楽しむ方法は以下にまとめていますので、参考にしてください。