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OpenPyXLを使用すると、PythonからExcelを操作することができます。
本記事では、OpenPyXLを使用した行・列を削除する方法について、詳しくご説明します。
行・列の削除
以下データが入ったExcelファイルを使用して、行・列を削除する方法をそれぞれご紹介します。
任意の行の削除
以下を入力することで、任意の行を削除することができます。
#input
import openpyxl
wb = openpyxl.load_workbook("fruit.xlsx")
ws = wb['Sheet1']
# 3行目を削除
ws.delete_rows(3)
# 名前を付けて保存
wb.save("fruit010.xlsx")
上表から、3行目が削除されていることが分かるかと思います。
複数行の削除
続けて、複数の行を削除する方法を、以下にご紹介します。
#input
import openpyxl
wb = openpyxl.load_workbook("fruit.xlsx")
ws = wb['Sheet1']
# 複数行を削除
ws.delete_rows(3, 5)
# 名前を付けて保存
wb.save("fruit011.xlsx")
「ws.delete_rows(3, 5)」を入力することで、3行目から5行分(7行目まで)をまとめて削除しています。
以下のように、for文を使用しても複数行を削除することができます。
#input
import openpyxl
wb = openpyxl.load_workbook("fruit.xlsx")
ws = wb['Sheet1']
# 4行目から8行目までを削除
maxRow = 9
for row in reversed(range(4, maxRow)):
ws.delete_rows(row)
# 名前を付けて保存
wb.save("fruit012.xlsx")
任意の列の削除
以下を入力することで、任意の列を削除することができます。
#input
import openpyxl
wb = openpyxl.load_workbook("fruit.xlsx")
ws = wb['Sheet1']
# D列を削除
ws.delete_cols(4)
# 名前を付けて保存
wb.save("fruit013.xlsx")
上表から、D列が削除されていることが分かるかと思います。
複数列の削除
続けて、複数の列を削除する方法を、以下にご紹介します。
#input
import openpyxl
wb = openpyxl.load_workbook("fruit.xlsx")
ws = wb['Sheet1']
# 複数列を削除
ws.delete_cols(4,7)
# 名前を付けて保存
wb.save("fruit014.xlsx")
「ws.delete_cols(4,7)」を入力することで、4列目(D列)から7列分(J列まで)をまとめて削除しています。
以下のように、for文を使用しても複数列を削除することができます。
#input
import openpyxl
wb = openpyxl.load_workbook("fruit.xlsx")
ws = wb['Sheet1']
# 3列目(C列)から5列目(E列)までを削除
maxCol = 6
for col in reversed(range(3, maxCol)):
ws.delete_cols(col)
# 名前を付けて保存
wb.save("fruit015.xlsx")
まとめ
この記事では、OpenPyXLを使用した行・列を削除する方法について、ご説明しました。
本記事を参考に、ぜひ試してみて下さい。
参考
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